定年で、突然、することがなくなる!
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 定年だけが原因ではないのですが、「やることがない」ことは、辛いことですね。

 生物全般、それぞれの時間に、何らかの必要性があるから、生存できているのでしょう。

 そう考えると、もっと「何かをやる」ということの体制づくりが必要なのでしょう。

 クルマがなかった時代は、自分の家の前の道、プラス両隣の家の前の道などの掃除でも、それなりの意味があったのでしょう!
あ20-01
秋庭道博
 どう考えても、われわれは、肉体的にも精神的にも疲れている。疲れた心を抱えているだけでなく、疲れた心のベールによって、前途を閉ざされている。ここから抜け出すためには、開き直って、この宇宙全体のなかに、無心に自分を投げ出してみることだ。そうすることによって、胃のなかの固いかたまりも消えていく。と同時に、これまで見えなかったものが、少しずつ見えるようになってくる。疲れた心が癒されていくのが、自分でもわかるようになってくる。それは、心の健康がいつのまにか回復している証拠である。
あ19-01
赤根祥道
 どうも仕事に打ち込むことができない、他人の評価が気になって仕方がない、どうして自分にはチャンスが巡ってこないのだろう? 人生とは、ある意味で「思い悩みながら生きること」といえるかもしれません。しかし一度しかない人生なら、早く悩みを解決する糸口を見つけ、前向きに楽しく朗らかに生きていくに越したことはありません。ちょっと心が疲れている人に贈る言葉のビタミン剤。
ほ08-10
保坂 隆
 全国700万人の「団塊世代」が定年を迎え、日本の高齢者率は4人に1人の時代に。若々しい人が大勢いる一方で、「そんなに早く老けこまないで」と言いたくなる人もいて個人差が大きいのが実情です。
 本書は"熟年世代"の心の危機を数多く診てきた精神科医が、定年という大きな変化を乗り越え、元気に暮らすための考え方を実践的に解説。「本当の人生」は65歳から始まるのです。
   文庫書き下ろし。