浄土寺(真言宗)
尾道市東久保町 標高:19.9m
恐ろしいことよのう。
近くの男の人がこう言うたことがある。「わしらが小さいとき、その洞くつをかくれ家にしとった。教室ぐらいの広さじゃった。案内してもいいですよ」とな。あれから十年がたつ。よう見つけなんだが、今は何が住んどるんじゃろうかのう。
(「尾道のむかし話」西原通夫著より)
狛犬の後ろ足の下から、小さな子供が顔をのぞかせている。
狛犬の玉に子供がしがみついている。
額に「丹生高野(にゅうたかの)雨明神」
平安時代には特別に崇敬される神が明神または大明神と呼ばれていた。水の確保に苦労した尾道。雨の神様が尊敬されていました。昭和30年代までは夏には断水がよくありました。
鳥居には「稲守稲荷大明神」と石の額縁に刻まれています。
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