PHP文庫
2012/12/19
そ04-22
小口彦太 監修/造事務所 編著
同時にわかる! 日本・中国・朝鮮の歴史
韓国や中国の歴史ドラマに出てくる「倭人」。一体何時代の人たちか疑問に思ったことはないだろうか? 本書は、そんな知っているようで知らない三国の歴史を同時並行で学ぼうというもの。なぜ大和朝廷は新羅VS百済の戦いに参加したのか? 「日本」をはじめて認めたのは則天武后? 李氏朝鮮の王子が清の人質になった理由など、政治から文化、経済まで三国の意外な歴史がよくわかる! 文庫書き下ろし。
日本にいると「日本と中国・朝鮮の衝突」に目が行きがちですが歴史上は、中国と朝鮮半島とのあいだにも、争いが絶えませんでした。
現在の日本と中国、韓国とのあいだのさまざまな軋轢は、おたがいの歴史や価値観のちがいを意識していないことが原因だと思います。距離が縮まり、交流がさかんになっても、自分たちの伝統や常識が相手にそのまま通用するとは限りません。「近くて遠い」とは、まさにこのような状態を指すのでしょう。
この先も切っても切れない関係にある「隣人」とのつながりを、ぜひ見つめてください。
本書「はじめに」より抜粋
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題名
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