頭の中に「川の流れ」を据えておけ!
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 中国の政権は、前政権を壊滅的にするようです。

 日本は、むかし多くの制度を中国から学び、取り入れてきました。

 しかし、前政権を壊滅する文化だけは、日本は取り入れませんでした。日本は、「所有」と「政権」を分離させていたようです。

 伝説の解釈によっては、国の所有者は「出雲」で、政権は「大和」、あるいは、国の所有者は「天皇」で、政権は「征夷大将軍」のような形を採用しています。

 つまり、所有者に委託されて、政治を行っているので、政権が変わっても、前政権をそれほどは否定する必要が生じないのでしょう。

 庶民から見れば、いまの自民党から民社党に政権が移り、また、民社党から自民党に政権が移ったような状況に、比較的近かったのでしょうか?
そ04-22
小口彦太 監修/造事務所 編著
 韓国や中国の歴史ドラマに出てくる「倭人」。一体何時代の人たちか疑問に思ったことはないだろうか? 本書は、そんな知っているようで知らない三国の歴史を同時並行で学ぼうというもの。なぜ大和朝廷は新羅VS百済の戦いに参加したのか? 「日本」をはじめて認めたのは則天武后? 李氏朝鮮の王子が清の人質になった理由など、政治から文化、経済まで三国の意外な歴史がよくわかる! 文庫書き下ろし。
ツ02-01
月洞 譲
 本書を通読すると、四つの面があることに気がつく,第一は,著者の豊富な読書量から生まれた、古今東西、和漢洋にまたがる該博な知識の部分。第二は、「老荘」の原典を平易に説いた口語訳の部分。第三は、ご自分の身近な体験を述べられた部分。そして第四は、永年の学問研究から導き出された、学究的、考証的部分である。
 読者は、それぞれの興味関心によって、そのどこにウエイトを置いて読んで差支えない。「老子」「荘子」が、読者にいろいろな考え方があることを教えるように、この本も、読み手如何によって、さまざまな読み方が可能である。
と01-14
童門冬二
 武蔵は、「強い精神のもちぬし」とされ、スーパースターだと思われている。わたしはそうは思わない。実はわたしたちとおなじように、気が弱く、きずつきやすく、他者との人間関係にくるしみぬいた。
 しかし、彼はそのひとつひとつに真正面からむきあい、解決策をしぼり出し、それを自分を支える哲学に確立していた。しかも自利(エゴイズム)だけでなく利他(他人への愛)を十分に踏まえていた。
 この本は混迷するわたしたちへの、宮本武蔵からのあたたかいエールである。