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と01-14
童門冬二
宮本武蔵の人生訓
 武蔵は、「強い精神のもちぬし」とされ、スーパースターだと思われている。わたしはそうは思わない。実はわたしたちとおなじように、気が弱く、きずつきやすく、他者との人間関係にくるしみぬいた。
 しかし、彼はそのひとつひとつに真正面からむきあい、解決策をしぼり出し、それを自分を支える哲学に確立していた。しかも自利(エゴイズム)だけでなく利他(他人への愛)を十分に踏まえていた。
 この本は混迷するわたしたちへの、宮本武蔵からのあたたかいエールである。
 戦国乱世から太平の江戸時代へと移り変わる世に、剣豪として勇名を馳せた宮本武蔵。『五輪書』その他に記された彼の言葉には、剣法の奥義を語りながら、人生にとって大切な姿勢が鋭く指摘されている。「我事において後悔をせず」「世々の道をそむく事なし」など、自らの境涯と正面から向き合い、独自の哲学を打ち立てた剣豪の名言から、激変する現代社会を生きる上での叡智を導き出した人生指南の書。
発行所
書籍CD
初版発行日
著者
題名
副題
解説
紹介
参考
備考
Blog
掲載日
標               題
17/05/19 他人の思惑のままに振り回される!
16/01/27 明晰判明は曖昧と混乱に囲まれている!
15/11/11 頭の中に「川の流れ」を据えておけ!
15/03/10 情報を他人とおなじように受け止めていたら駄目だ!
14/09/13 モノでなく、気分を買う!
11/11/24 「他人がどうみているか?」ということが大問題!
11/10/28 宮本武蔵は「困難は分割せよ!」と
11/04/18 自分という人間を振り返って、そこから幸せを求める!
09/08/02  人材の質の低下は、重大な問題!