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PHP文庫
2008/12/27
な17-14
中江克己
お江戸の意外な「食」事情
大都市江戸の四季折々の「おいしい生活」
 日本全国から、さまざまな人が集まる大都市・江戸。春の桜餅、夏の冷奴、秋の秋刀魚、冬の湯豆腐……初夏には奮発して初鰹。
 庶民の食文化は各地の特色が交じりあい、四季折々の旬の食材を楽しむことになった。しかも、食べ物にはそれぞれ豊作や健康維持などの思いが込められていた。当時の川柳から、江戸っ子のこだわりと、八百八町のにぎやかな様子が見えてくる。文庫書き下ろし。
 江戸っ子たちは、新鮮で旨い物を食べる一方、食に季節感を求めて、その季節にふさわしい食材や料理を楽しんだ。
 むろん、食材や調理法は変化しているし、味や旨さも違うはずだ。それでもいまのわたしたちも、江戸っ子が食べたようなものを、同じように食べているといっても過言ではない。このことだけでも不思議な思いに駆られる。さて、まずは江戸の食を文字で味わっていただきたい。そして、江戸の食の世界を楽しんでいただければ、幸いである。                                 本書「はじめに」より
発行所
書籍CD
初版発行日
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題名
副題
解説
紹介
参考
備考
Blog
掲載日
標               題
24/11/06 薩摩芋は甘いので野菜のうちには入らない?
24/10/29 おせちは、神前に料理を供え、お下がりを食べたのが始まり!
24/09/29 日本に稲作が伝来する以前、重要な食糧はサトイモ!
22/11/03 旧暦八月十五日の「十五夜」!
22/08/11 なぜイネは水田で栽培されるのでしょうか!
22/06/18 日本に稲作が伝来する以前はサトイモ重要な食料!
22/05/15  江戸の身近な菓子は饅頭だった!
21/03/09 潮干狩りは三月はじめの巳の日に!
18/04/16 「おにぎり」と「おむすび」は成り立ちが違う!
17/08/25 江戸庶民は涼しさを求め“心太”を食べた!
17/03/12 子どもを本好きにする秘訣は読み聞かせ!
16/09/28 低体温が血流が悪くし酵素の働きが下がる!
16/05/04 幕の内弁当は、芝居の幕間に食べるものから!
16/04/08 「食べ放題」ではなく、「食い放題」が正しい!
16/02/22 ひな壇にさくら餅が飾られる!
16/02/09 むかしは「東国」はあるのに、「西国」という概念はない!
16/01/03 行事や親族の集まりは、子供にとって大切!
15/09/19 貯蔵する本能がなければ、人類は絶滅した!
15/08/12 旬のものを“おいしく食べる”!
14/09/18 クジラは、江戸時代は大きな魚だと認識していた!
14/08/07 ほとんど変わらずに生存し続けている生物!
13/12/31 元旦の朝は家にも「今年も一年よろしくお願いします」!
13/11/18 魚卵類は、ビタミンEを含む代表的な食品!
13/04/16 日本の子どもの知能指数が高いのは、魚を食べるから!
13/01/01 お屠蘇ば一年中の邪気を払い、延命長寿が得られる!
12/09/22 日本人は長いあいだ肉食を忌み嫌っていた!
11/12/31 どうして大晦日に蕎麦を食べるようになったのか!
11/07/19 お料理は身近で素敵な創作活動!
10/08/27 「食」は歩くこととともに大切なこと!
10/02/09 個食はサルと同じ食べ方だという!
09/12/31 大晦日に早く寝ると老けこんでしまう!