PHP文庫
2007/06/18
い40-04
今泉正顕
上司の品格
人の上に立つ者の心得
下品な上司に部下は心服しない。次世代を担うミドル・リーダーには、"仕事の能力"だけでなく、"品格"が求められている。本書は、管理者に必要な統率力・実行力はもちろん、礼儀作法や遊び心まで、自己を高める上での様々なヒントを紹介する。「聞く耳は不祥事を防ぐ」「マナーの基本は気づき」L語の師を持て」など、人間的な深みのある指導者になるためのアドバイス満載。文庫書き下ろし。
次の代を担う、現在の課長・部長、チーフ・マネジャーなど、名称はいろいろ違うだろうが、実際に日本を動かしている中間管理職という名の上司を対象に、私は進言したい。
藤沢周平が描く"凛"としたサムライ根性を持った中間管理職、あるいは、会津藩の「日新館教育」で知られる"ならぬものはなりませぬ"という明確な規範を持った上司であってほしいと願っている。
"恥を知らない上司""品性下劣な上司"にだけはならないでほしい。肩書きがなくなっても、あるいは定年退社したあとでも、部下に慕われる人物こそ、理想の上司像と言えるのではないだろうか。
本書「はじめに」より抜粋
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