厚木工場の海上自衛隊
厚木飛行場を海上自衛隊が米軍と共同使用できるようになったのは昭和46年からである。但し、海自は米軍のように戦闘機の戦闘訓練ではなく、主として哨戒活動、救難訓練などであるから、使用する機種も米軍とは大きく異なる。
① は岩国基地配属の「USIA救難水陸両用飛行艇」であるが、厚木基地に着陸してきた。平成20年10月20日、湧田撮影)。この機種は「目が悪い」(遠方の視野がしづらい)ので、目のいい厚木基地の哨戒機P3Cと、しばしば厚木飛行場で待ち合わせるのだという。
② がそのP3Cプロペラ機で、胴の中に沢山の「ソノブイ(吊下式ソナー内蔵の無線浮標で、主に航空機から投下して使用する使いきりの対潜水艦用音響捜索機器)」を抱えているので胴体が太い。平成30年に後継機P1(ジェット機)と交代したといわれるが、実際はまだ飛んでいるようである。
③ は P 3 C の細かいデータ。11人乗り。
④ はターミナルビルの資料室で来館者に説明する野間口室長(中央こちら向き)。資料室には飛行場の歴史をしのぶさまざまな展示物がある。
大和市の代表的な公園「泉の森公園」は東名高速道路によって二つに分けられた形になり北を泉の森、南をふれあいの森という。台湾少年工に緑の深い「善徳寺」や「台湾亭」はふれあいの森の方にある。地理的には引地川源流の探訪という形となる。