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PHP文庫
2007/01/25
わ06-15
鷲田小彌太
哲学がよくわかる事典
人間の「なぜ」「どうしてか」が見えてくる。
 哲学は、わかりきったことを、ことさらむずかしくしてしまう屁理屈である、と思われてきました。しかし、それは本当でしょうか?
「そうではない、逆である」というのが著者の意見です。「つまり、哲学とは、あらゆることに通じ、それらを根本原理においてつかまえることのできる"万学の女王"である」と続けます。本書は、人間社会の森羅万象を渡り歩く哲学ガイドの決定版。『哲学がわかる事典』を改題
 私が本書でとった書き方は、哲学で、人間と人間社会の、極大から極小までを、森羅万象を渡り歩いてみようというものです。もちろん、取り上げたテーマは、ごく一部のものです。それでも、私たちをとりまく世界の大枠を掠(かす)めとるぐらいのことはできたのではないか、と思っています。
 人間は、かぎりなく複雑で未知のものです。その反面、人間は、何と、単純に語り、行動するのでしょう。大人気ないことを平気で語り、やってしまうのです。いずれも人間ですが、私自身は、いつも、複雑に考えて、単純に語り、行動できたらな、と思っています。
              本書「はじめに」より
発行所
書籍CD
初版発行日
著者
題名
副題
解説
紹介
参考
備考
Blog
掲載日
標               題
23/10/01 国際関係で大事なのは道徳的な姿勢!
22/03/30  人間が二人集まれば支配が始まる!
22/03/12 社会主義は、希望から、現実になったが!
21/12/10 相手の「微表情」を見抜いているか!
18/01/23 産業が発展すれば環境汚染が進むが!
17/11/25 人間と自然との関係!
17/08/31 虚偽の種をまき、誠実の果実を得る!
16/01/21 この次、生まれてきたとき楽じゃろうと思うてな……!
15/03/15 たとえ侵略戦争でも『自衛目的』と嘘をつく!
15/03/13 学ばなければ進化はありません!
15/02/13 1戸建ての家を持つことが夢!
15/01/24 子どもを一家の気象予報士にする!
13/11/20 質の悪い人間とトラブルは自然災害に等しい!
13/10/03 幸福は、幸福感です、主観的な感情です!
13/05/25 マスコミは案外いい加減、その上に無責任、でも!
13/03/31 前の世代が後の世代を罵るなぞは生理現象の類なのだ!
13/03/25 「権力」に「正義」の旗印を与える危険性!
12/10/09 「勉強」には、2通りある!
12/08/18 年齢に合わせて、親が子供に責任と役割を与える!
12/01/02 ほんの少しでいいから自らの煩悩を抑える!
11/08/25 日本は昔から劇的に変わる国だ!
11/08/18 知の生産者が、ほかでもない、権力である!
11/05/22 省エネで生きるには、大都会に住むに越したことはない!
11/03/07 法を軽んじる風潮に慣れると!
10/09/24 金銭を媒介しない物々交換や助け合い社会!
10/05/12 弱者の権力への意志(デモクラシー)!
10/03/13 ウソつきほど評価される政治家や官僚の世界!
09/10/31 自然も、生態系にも“衰弱のサイクル”がある!