金銭を媒介しない物々交換や助け合い社会!
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わ06-15

哲学がよくわかる事典
 哲学は、わかりきったことを、ことさらむずかしくしてしまう屁理屈である、と思われてきました。しかし、それは本当でしょうか?
「そうではない、逆である」というのが著者の意見です。「つまり、哲学とは、あらゆることに通じ、それらを根本原理においてつかまえることのできる"万学の女王"である」と続けます。本書は、人間社会の森羅万象を渡り歩く哲学ガイドの決定版。『哲学がわかる事典』を改題
鷲田小彌太
え13-01

アメリカ・インディアン 笑って生きる知恵
 精神的な豊かさを財産とし、必要最小限の衣食住で、自然を損なわないように生きる人々---アメリカ・インディアン。笑うこと、分かち合うこと、急がないこと、感謝すること……など、彼らが守り続けていることの中に、「心満たされる人生」のヒントがある。聖なる道化師・ヘヨカの教えや、時代を超えて受け継がれる民族の叡智も紹介』笑顔を忘れる前に読む本。『アメリカ・インディアンの知恵』を改題。
エリコ・ロウ
ク02-03

ソフト経済学
長年愛読者として日下本の読み方、その三つのポイントを、ここでそっと皆様にお教えいたしましょう。
まず第一に、立ち止まり繰り返して読むこと。大体、頭の言い人の本には省略が多いから、これは注意すべきことです。第二にさりげない言葉に引っかかることです。十分に分からなくても、とりあえずその言葉に引っかかって、頭の中にしまっておくことです。第三に、気に入ったくだりがあったら、遠慮なく自分も使ってみることです。
一度味わったら癖になる、日下本は読みやすく、面白いだけに、読み飛ばしてはもったいない栄養万点の本です。
日下公人
き11-08

四十歳からでは遅すぎる
 「当たらず障らずの人生は、一見いいように見えて、実は非常に損が多い。人と当たったり、人と障ったりして、初めての人生の意味を考えるきっかけに出会えるものだ。そうして自分自身にも変化がおとずれる。そうなって初めてこの本を読んで得をしたと言える。
 「ドラ息子というのは、昔は金持ちにだけいると思ったら、近頃は貧乏人間にもドラ息子がいる」。このドラ息子というのが自分自身だと気づけば、この本を買って得をしたと言えるだろう。
邱 永漢