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PHP文庫
1990/02/15
キ04-01
木村治美
気ままな幸福論
 最近、素敵なティ・カップを買いました。イタリアに17世紀から続いている図柄だそうです。小花や果物が全体に散らばっている模様は、一見したところ幼稚に見えますが、300年もの間、人々を飽きさせず、姿を消さなかったデザインには、それなりのものが確かに有ります。
 このカップで紅茶を飲みながら、この万年室で手紙を書いたり、原稿を書いたりするのが、今の私の幸福なひとときです。
 幸福感とは、日常の些細な事柄の中にこそあるのかもしれない。
 久しぶりに古典的小説を読みなおして思い起こす若き日のあの感動、素敵なティーカップに紅茶を注ぐひととき、日溜りでの娘との何気なない会話など、日々の生活の中で感じた“小さな幸せ”と通して、心の自由とは、心の贅沢さとは何かを綴った珠宝のエッセイ集。
発行所
書籍CD
初版発行日
著者
題名
副題
解説
紹介
参考
備考
Blog
掲載日
標               題
20/11/07 自分での価値は手に入れた過程で決まる!
13/08/07 「老い」の感じは、大半は食事を変えるだけでなくなる!
13/08/02 毎日残業続きでもくじけない強い女性でも!
13/06/24 「文化」とは、人間が生み出したもの!
13/06/04 子供というのは、すべてのことに関心を持つもの!
13/02/02 片隅の幸福、小さな平和を求める!
11/09/15 集団の一員としての生き方を打ち立てる!
11/09/01 子供は“学び”よりも“遊び”の方が先!
10/06/21 女性と関西人が買えばべストセラー!