Topへ
PHP文庫
2010/01/22
か05-54
加藤諦三
「日本型うつ病社会」の構造
心理学者が見た停滞する日本の現状と未来
 二〇〇八年からの経済不況は、総理大臣の言うようにアメリカなどに比べて経済的に傷が浅いかどうかは知らない。しかし、経済的にはどうであっても、諸外国に比べて人間関係が希薄化した日本社会に対するこの不況の影響は世界で最も深刻である。傷が浅いどころか、傷は日本が最も深い。つまり、一般の人々の心の荒廃や心の病はいよいよ深刻化する。(略)
 私が言いたいのは、一九九〇年代後半からのデフレ不況の中で書かれたこの単行本の内容は、二〇〇八年からの経済不況を考えるときにも参考になるということである。
              本書「文庫版まえがき」より
 いま多くの日本人は経済的に苦しみ、それに呼応し心の病も深刻化している。本書の底本が書かれたのは2003年だが当時と現在の日本人の「経済と心理の関係」は基本的に変わっていない、と著者は指摘する。急激な改革、不況による閉塞感がもともと「うつ気質」の日本人の「心」に影響し、日本的な社会性や人間関係の崩壊を生み出していると言うのだ。心理学の視点から現代日本に警鐘を鳴らす1冊。
発行所
書籍CD
初版発行日
著者
題名
副題
解説
紹介
参考
備考
Blog
掲載日
標               題
21/04/12 専門家と呼ばれる人はそこでしか生きられない人!
21/04/10 前頭葉の働きは!
20/12/15 自己責任とリスクをとる教育がなされていない!
20/11/29 子供に無関心な親が、いわゆるW最悪の親W!
19/02/19 大人は「勉強」という二文字にとても弱い!
13/08/17 “個人の時代”がきている!
13/01/10 自由主義は利己主義になる!
12/07/04 教育ママこそ、うつ病者を生みだしやすい特徴を!
11/12/10 地盤沈下は新しい状況に対処できていない結果!
11/11/20 民主主義とは劣等感の強い国民には適していない!
11/06/11 未来社会は、無原則の流動、変化の世界!
11/02/23 欲望の「もっと」を減らせば!
10/05/24 「勤勉な日本文化」は、情報化社会では不利
10/05/15 日本にだけ社会の中で生きていけない子供が溢れたのか!
10/04/27 なぜ私たちの生活は、これまで仕事、職場にりがちだったのか?