く05-02 「30代の生き方」を本気で考える本 |
30代は、10代、20代でいろいろ経験してきたことを土台にして、これから先の人生を展望し、基礎を固める時期である、と私は考えています。が、今、時代の変化に伴い、30代でやっておくべきことは、加速度的に、切実感を増しているのです。転職、独立、何をするにしても、30代なら体力、気力とも充実し、やり直しがききます。しかし、40代、50代と年をとるにしたがって条件も悪くなり、いわゆる「つぶしがきかなくなる」のです。そういう意味では、30代こそ、人生戦略のスタートラインといってよいでしょう。 | |
国司義彦 | ||
か05-54 「日本型うつ病社会」の構造 |
いま多くの日本人は経済的に苦しみ、それに呼応し心の病も深刻化している。本書の底本が書かれたのは2003年だが当時と現在の日本人の「経済と心理の関係」は基本的に変わっていない、と著者は指摘する。急激な改革、不況による閉塞感がもともと「うつ気質」の日本人の「心」に影響し、日本的な社会性や人間関係の崩壊を生み出していると言うのだ。心理学の視点から現代日本に警鐘を鳴らす1冊。 | |
加藤諦三 | ||
マ01-02 人の心をつかむ |
かつて良寛和尚は「いかなるが苦しきものと問うならば、人を距つる心と答えよ」と一句詠んだが、だれも好きこのんで人を距てているわけではないが、現在の人と人との距離は良寛和尚の時代の比ではない。その乖離現象はひどくなりこそすれ、決して縮まるものではない。「部下の心がつかめない」「何を考えているのかわからない」と口にするリーダーは、早晩自滅することになるのではないか。だからこそリーダーの日常業務のかなりの重要な役割から「人心掌握」を欠落させてはならない時代なのである。 | |
松本 順 | ||
も09-02 定年上手 |
「悠々自適に暮らすことと、ただボンヤリと過ごすことは全く違う」(森村)、「500万円もあれば、後半期の人生はまず大丈夫」(堀田)ベストセラー作家と実力派弁護士が、「定年の向こう側」をガイドする! 肩書きのない人間関係、時間割のない時間、夫婦やお金や健康について……など、誰もが気になる「これから」の不安解消策と、人生の新たな目的を見つけるヒント満載。『人生後半の愉しみ方』を改題。 |
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森村誠一/ 堀田 力 |