オ06-01 ゆっくりしいや |
全体を通して、貫主さま百年の想い出話のようでもあるが、その内容は、仏教の中でも、最もむずかしい教養とされる法相宗の解説であり、そこから仏教の真髄を説いておられる法話の綴りにもなっていると思える。 | |
大西良慶 | ||
か05-54 「日本型うつ病社会」の構造 |
いま多くの日本人は経済的に苦しみ、それに呼応し心の病も深刻化している。本書の底本が書かれたのは2003年だが当時と現在の日本人の「経済と心理の関係」は基本的に変わっていない、と著者は指摘する。急激な改革、不況による閉塞感がもともと「うつ気質」の日本人の「心」に影響し、日本的な社会性や人間関係の崩壊を生み出していると言うのだ。心理学の視点から現代日本に警鐘を鳴らす1冊。 | |
堀 紘一 | ||
う05-03 新しい哲学を語る |
良心を忘れ、宗教心も失い、倫理なき社会に陥った日本。なぜ現代社会は道徳を喪失してしまったのか? なぜ人類は「憎悪の連鎖」を断ち切れないのか? このままでは、地球は修羅場になる!--- 本書は、日本を代表する哲学者と経営者が「哲学をベースにした社会」の構築こそ急務と、胸襟を開いて語り合った憂国対論。不安と混沌の世紀を乗り越えるための知恵がここにある。日本人必読の書。 |
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梅原 猛/ 稲盛和夫 |