|
モ01-05
新釈 菜根譚 |
混迷の時代の今、われわれに切実に求められているのは、人生観の見直しであり、発想の転換であろう。
この『菜根譚』という本は、その点で示唆するところが大きい。自分の生き方を考え、自分の人生を見なおすうえで、このうえない助言と励ましを得るにちがいない。さらに、むかしから、すぐれた「人生の書」として、多くの実業人や政治家に愛読されてきた。たとえば、「事業の鬼」といわれた五島慶太は、みずから愛読するだけではもの足りず、『ポケット菜根譚』なる本まで書きあらわしている。「人生の書」として、また「心の糧」として『再婚譚』を愛読し、そこに心の充足を見出してきた人々は、きわめて多い。 |
守屋 洋 |
|
か05-54
「日本型うつ病社会」の構造 |
いま多くの日本人は経済的に苦しみ、それに呼応し心の病も深刻化している。本書の底本が書かれたのは2003年だが当時と現在の日本人の「経済と心理の関係」は基本的に変わっていない、と著者は指摘する。急激な改革、不況による閉塞感がもともと「うつ気質」の日本人の「心」に影響し、日本的な社会性や人間関係の崩壊を生み出していると言うのだ。心理学の視点から現代日本に警鐘を鳴らす1冊。 |
加藤諦三 |
|
な11-15
一回のお客さんを信者(ファン)にする |
あなたが一生懸命お客さんに接すれば、お客さんは他の人にまですすめてくれます。「あの人から買うといいわよ」とお客さんが他の人にすすめる時、そのお客さんはもう、あなたの信者になっているのです。
その時、あなたとお客さんは、ファンという言葉では表現できないくらい深いつながりになっているのです。
売り手と買い手は、ものとお金でしかつながっていません。
あなたとお客さんは、心と心でつながっているのです。 |
中谷彰宏 |
|
こ30-04
人生の宝物はあなたの心を掃除したとき見つかる |
成功とは、多くのお金を得たかどうかで測れるものではなく、キャリアの向上と引き換えに、愛する人たちと過ごす時間や自分の願望を犠牲にする必要などない。シンプルな人生へ向かうほど、効率的に富と心の満足を得られるのだ。「ゆっくりやれば願いは早くかなえられる」「仕事で得た収入を、仕事のために使うのをやめる」など、べストセラー作家が明かす、あなたを真の豊かさに導く生活の知恵。 |
コリン・ターナー |