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PHP文庫
1988/07/15
カ05-01
加藤諦三
愛されなかった時どう生きるか
甘えと劣等感の心理学
 この本は、劣等感、甘え、不安、攻撃、抑圧などの心理的メカニズムをわかりやすく興味深く展開してくれる。愛を失ったばかりの人には「あなたの愛の本質は?」と著者は問いかける。そして、生きるのが辛い人には、生きるための愛を育てるポイントを提示し、愛の成熟を呼びかける……。
 加藤諦三氏には、対人関係での成熟をテーマにした一連の著作があるが、その中でも本書はもっともよくまとめられている一冊といえよう。
 幼い時から愛されて成長した人は、愛し方が自然であり、生き方が自然である。それに比べ、愛されなかった人は、幸せをもとめながらも幸せに背を向けてしまうのである……。
 親子、恋人、友人など人間関係をよりよいものにするためにはどうすればよいのか、自分にとっての本当の人生を歩むにはどうしたらよいのか、本書は生きる勇気と自身を与えてくれる一冊である。
発行所
書籍CD
初版発行日
著者
題名
副題
解説
紹介
参考
備考
Blog
掲載日
標               題
23/10/03 コミュニケーションに“ずれ”!
18/08/05 我欲=自分だけの欲!
16/04/17 いじわるをする人は!
16/03/26 噂を信じないのがほんとうの友人!
15/09/29 自信の根元は体験から得た智慧!
15/09/28 白髪が出るくらい人生を生きてきたんだな、よしよし!
15/07/06 “愉しむ”受け皿がなければ!
14/08/09 自我の確立していないものは派閥をつくりやすい!
14/08/02 「グズのように見えない」のであれば何とかなる!
13/11/30 負の感情に意識を向けるのはやめ!
13/09/29 小さい頃、自分を理解してもらえなかった人!
13/05/11 親は、子供の攻撃性を受け入れて子供の自立を!
12/01/15 自我の基盤が強固な人は失敗に強い!
11/06/08 現代社会は正しい人にとって生きにくい場所! 
11/03/21 他人の心をも手荒に乱暴に扱う!
10/08/15 よい子を動かしているのは不安! 
10/06/22 社会に対してつけている仮面!
10/03/04 人の好意を得ることで、自分を守ろうとして生きてきた人!
09/11/05 他人の人生を使って、自分の存在証明を得ようとする人!
09/11/03 これからの時代は、ギブ・アンド・ギブでいくべきでは! 
09/08/15  「甘えさせ」と「甘やかされ」ははっきり区別!