現代社会は正しい人にとって生きにくい場所!
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 人間関係での“抑制”は、意識・無意識に関わらず必要なもの。

 関係が薄くなっていくと、まったく振り返ることもない人も、やはりいるものですね!
サ14-02

嫌いな人とどうつきあうか
 嫌悪感の原因が、ささいなことやアクシデントにあることが分かったら、その人を根っから嫌いにはならないでしょう。本当に嫌いにならないかぎり、人はつきあうものです。つきあえば、前述したように好意も生まれ、少々の嫌悪感は忘れてしまいます。新しい関係が展開され、古いことをカバーしていきます。とにかく、つきあうことが大事なのです。そのためには嫌わないこと、そしてそのためには、嫌いになる原因を知っておくことです。対人心理学はこの点で役に立つといえます。
齊藤 勇
モ05-01

自分を豊かにする心理学
 真の豊かさとは何か? 私はこう思う。それは心の豊かさであり、心のゆとり、あるいは精神的貯蓄の大きいことだと思うのである。心の貧しい人に、その貯蓄をわけ与えるほどの豊かさをもつことが目標である。心の豊かな人は、かかわりをもっている、より多くの人と交流がある。人から愛され、人から尊敬される魅力をもっている。
 人を愛そう、人を信頼しよう、そしてときどき自分のしていることを自覚しよう。できることなら、他人に与える機会があれば、精神的貯蓄を分け与えよう。
本明 寛
カ05-01

愛されなかった時どう生きるか
この本は、劣等感、甘え、不安、攻撃、抑圧などの心理的メカニズムをわかりやすく興味深く展開してくれる。愛を失ったばかりの人には「あなたの愛の本質は?」と著者は問いかける。そして、生きるのが辛い人には、生きるための愛を育てるポイントを提示し、愛の成熟を呼びかける……。
加藤諦三氏には、対人関係での成熟をテーマにした一連の著作があるが、その中でも本書はもっともよくまとめられている一冊といえよう。
加藤諦三
ね01-01

10秒で心が癒される言葉
 生きるのが辛い、恋人や友達との関係がうまくいかない、仕事が楽しくない……。誰の人生にもこんな状況が続き、辛い気持ちになることがあるものです。本書では、「自分なんてタフだ」と思ってしまったとき、心を救う賢者たちの言葉を紹介します。何百年も前から伝わり、人々の心を癒し続けてきた短い言葉に触れることで、辛さが和らいでいくでしょう。穏やかな心を取り戻せる本。文庫書き下ろし。
根本 浩