境内に石造の「楊貴妃観音(ようきひかんのん)」がまつられています。楊貴妃は世界三大美女の一人といわれ、中国の唐の時代の玄宗皇帝(げんそうこうてい)の妃(きさき)でしたが「安史(あんし)の乱」で殺害され、玄宗皇帝は妃の姿を観音像に刻ませました。５００年後湛海律師(たんかいりっし)が

それを日本に持ち帰って、京都の泉涌寺(せんにゅうじ)に納め、「楊貴妃観音(ようきひかんのん)」として広く信仰さました。２００１年(平成１３年)に、それを石に刻んだ像が作られ、その後、泉涌寺の末寺である浄光明寺に送られて、女性の参拝者などの信仰を集めています。

　鎌倉市教育委員会発行「かまくら子ども風土記(13版)」より

　不動堂。

　不動堂に安置されているのは「八坂不動明王像」。

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　鐘楼。