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左に護国寺が見えてきます。
左折すると、護国寺です。
道の右側に「扇谷上杉管領屋敷迹(かんれいやしきあと)(跡)」の史跡案内の石碑があります。このあたりは、「管領屋敷」といわれています。室町時代に山内(やまうち)上杉氏と並び、南関東に勢力をもった扇谷上杉氏の屋敷跡とみられます。扇谷上杉氏は、山内上杉氏とともに、代々関東管領の職を継いだ家です。
6代定正(さだまさ)のころには太田道灌(おおたどうかん)を重臣として大いに栄えました。しかし、1546年(天文15年)に小田原北条氏(後北条氏(ごほうじょうし))との戦いに敗れ、滅びました。
鎌倉市教育委員会発行「かまくら子ども風土記(13版)」より