PHP文庫
1988/12/15
タ11-01
武岡淳彦
正攻と奇襲
必勝の戦理学
戦略発想はこれを漫然と受けとめるのではなく、明確に「正」と「奇」の発想に区分し、それぞれの適用原則をふまえて具体的方法を考えていけば、どれだけ発想しやすく、また卓抜ばつな案が創意できるかわからない。
このためには「正」と「奇」の意味や、それが結合してもたらす新しい相乗的機能、あたかも男女が合一して夫婦として絶妙の効果的活動をするような機能を理解することが大切だ。
「正をもって合し、奇をもって勝つ」……「孫子」にみる兵法の最重要原則は、事業経営の要諦である。
つまり「正攻法」と「奇襲作戦」、相対立する兵法の二大原則の止揚効果を収めることが、混迷のビジネス社会を生き抜く戦略となるからだ。
兵法研究の第一人者が、川中島の合戦、太平洋戦争など古今東西の軍事戦略を分析し、勝利への鉄則をあますところなく説き明かす。
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