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PHP文庫
2011/12/19
い28-08
稲盛和夫/梅原猛
近代文明はなぜ限界なのか
人類を救う哲学
 未曾有の大震災、原発事故から、人類がつくりあげてきた近代文明の限界が見えてきた。いや、そのずっと前から、未来への危機感は叫ばれていたはずだ。民族紛争、資源枯渇、世界金融恐慌……。もはや経済成長だけをめざす時代は終わった。今こそ、「進歩」から「循環」へ憎しみ」から「慈悲」へ、人々の意識を転換するべきときではないか。「新しい文明の創造」を探求した警世の対論! 『人類を救う哲学』を改題。
 これまでの文明のあり方を謙虚に反省し、「足るを知る」という生き方を、今後、私たちがめざしていくならば、人類は必ずこの地球システムのなかで、これからも生存し続けることができる。                       ……稲盛

 一つの成功にあぐらをかくことは退歩を意味し、やがて破滅を招く。私たちは一つの成功にあぐらをかくことなく、終生謙虚な気持ちで真理を追い続けているのである。       ……梅原
                  (本文より)
発行所
書籍CD
初版発行日
著者
題名
副題
解説
紹介
参考
備考
Blog
掲載日
標               題
24/01/01 人は地球の生態系の一要素に過ぎない!
23/12/20 草や木という生き物ばかりでなく山や川にも神が!
23/09/23 古代の人類は太陽信仰みを持っていた!
23/08/18 どんな国もみな「国益」を守ろうとするもの!
23/06/19 「足るを知る」の思想で考える!
22/12/07 相手があるから、自分もある!
21/10/19 「ありがたい」という感謝の言葉!
21/08/24 今後、どれだけの人口を養えるのか!
21/06/09 「いただきます」「ごちそうさま」は誰に!
21/05/16 食糧危機も控えています!
20/12/07 日本の山村には森林が残りました!
20/09/30 生物全体の意見は「人間を消す」か!
20/09/10 近代文明は自然でなく人間主体で暴走!
20/02/09 昔は「お裾分け」の習慣があった!
19/06/05 日本では、空気のような神々のあり方!
19/04/22 自利を選んだ結果、犯罪を犯してしまう!
19/04/12 一神教や終末論は争いを激化する思想!
18/10/30 老人ばかりの国になると!
18/08/21 自然に適応して生きる!
18/08/09 米国が広めた非戦闘員を殺す作戦!
18/04/04 18世紀の日本人の識字率は世界一!
18/01/21 自然を忘れるようになった多くの人々!
17/04/05 「表面ぼめ」から「本質ぼめ」へ!
16/10/02 便利さは工夫の余地をうばう!
16/09/14 「竜宮城」のような生活が実現しつつある現代!
16/06/14 美しい真実や善の大切さを書かない文学!
15/11/17 「江戸っ子」は、上方への対抗心がつくった言葉!
15/09/23 都会と田舎の双方に交互に暮らす!
15/02/28 経済力は、軍事力の根源だ!
15/02/18 地図の中心を動かしてみよう!
14/12/21 模倣体質がなぜ日本で定着したのだろうか!
14/12/14 自然と自分との相性がよいと幸福になる!
14/11/11 西洋文明の限界が見え始めてきたのでしょうか?
14/08/21 江戸末期に来日した外国人は「なんと美しい心を持った民族か」と驚嘆した!
14/04/16 水のごとき冷たい理性も不可欠!
14/01/30 神とは何かといえば!
14/01/05 先進国は、もう十分に満ち足りているではないか!
13/08/31 体の働きは自然と合致している!
13/06/18 進歩は地獄へ向かう進歩かもしれない!
13/02/15 肯定できるのは明治以前の日本人の姿!
13/02/12 太陽崇拝を忘れ、自然を忘れるようになった!
12/10/13 人類は、もう進化できないのではないだろうか!
12/05/23 昔は、自然に地域共同体のなかでの各家の役割が決まっていた!
12/05/05 天下の乱れが極点に達するのは好ましいこと!
10/07/10 文化を、すなわちソフトウェアを大きく育てること!
09/11/18 煩悩がある人は死ねません!