自利を選んだ結果、犯罪を犯してしまう!
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 2005年4月25日に尼崎市で起きたJR福知山線の脱線事故、直接的な犠牲者は死者107名(運転手含む)、負傷者562名でした。

 この事故の原因は、手前の駅でオーバーランし、その遅れを取り戻すため、運転手がスピードを出し過ぎたためでした。

 刑法的な見解では「運転手に罪がある」ということになります。

 しかし、その背景には「時刻を守れなかった運転手には、厳しい再教育と待遇があった」ということです。

 エリート達の「知性」と「理性」が造った“しくみ”が、最大の主因だったのでしょう。

 現在の裁判では、裁けない問題ですね!
う05-03
梅原 猛/稲盛和夫
 良心を忘れ、宗教心も失い、倫理なき社会に陥った日本。なぜ現代社会は道徳を喪失してしまったのか? なぜ人類は「憎悪の連鎖」を断ち切れないのか? 
 このままでは、地球は修羅場になる!---
 本書は、日本を代表する哲学者と経営者が「哲学をベースにした社会」の構築こそ急務と、胸襟を開いて語り合った憂国対論。不安と混沌の世紀を乗り越えるための知恵がここにある。日本人必読の書。
い28-08
稲盛和夫/梅原猛
 未曾有の大震災、原発事故から、人類がつくりあげてきた近代文明の限界が見えてきた。いや、そのずっと前から、未来への危機感は叫ばれていたはずだ。民族紛争、資源枯渇、世界金融恐慌……。もはや経済成長だけをめざす時代は終わった。今こそ、「進歩」から「循環」へ憎しみ」から「慈悲」へ、人々の意識を転換するべきときではないか。「新しい文明の創造」を探求した警世の対論! 『人類を救う哲学』を改題。
う17-04
植西 聰
 イソップが物語を書いた目的は、当時の政治や社会の風刺であるといわれています。
 つまり、人間以外の主人公であるウサギもカメもアリもキリギリスもあるタイプの人間の置き換わりであり、見方を少し変えることで、そこからは様々な人間関係の教訓を学ぶことができるのです。
 そこで、本書ではイソップ童話の主人公たちをモデルに、人間関係の基本となるべき重要な事柄を紹介していきます。
                     本書「はじめに」より