仏足石(ぶつそくせき)。
釈迦の足裏と法輪を彫った石。仏足石は仏像ができる以前から礼拝していました。
石造釈迦如来座像、四天王が配置されている。
この釈迦如来像の印相は、畏れることのない状態・力を人々に与えることを示す印なのでしょう。
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あじさいが2000株以上あるそうです。
あじさいはこの世の花ではなく、死者のたましいのよみがえり、乗り移った花と信じられている、とも言われています。
上の境内から石段を下り、池の石橋を渡って左へ進むと、左側に弁天堂(べんてんどう)、右側に慈光殿(じこうでん)があります。弁天堂には弘法大師(こうぼうだいし)が刻んだと伝えられる弁財天がまつられていましたが、その像は現在は宝物館に保管されています。弁天堂や慈光殿は写経の会場にもなっています。弁
天堂の奥には、弘法大師がこもって修行したといわれる弁天窟(べんてんのいわや)というほら穴があり、中の壁面には弁財天と十六童子の姿が刻まれています。
鎌倉市教育委員会発行「かまくら子ども風土記(13版)」