PHP文庫
2013/09/17
と26-01
冨山和彦
会社は頭から腐る
企業再生の修羅場からの提言
産業再生機構で41社の企業再生の陣頭指揮を執った著者。経営が悪化した企業に共通していたのは、「一流の現場を持ちながら、経営が三流だった」ということ。なぜ「経営にふさわしくない人」がトップに選ばれてしまうのか。逆にどうすれば、しっかりしたリーダー、真の経営人材を育成・選抜できるのか−−−。
日本企業の「病理」と長年格闘してきた著者がその処方箋を明快に綴った名著、待望の文庫化。
企業再生のような修羅場になると、社会も組織も、その本性を現す。そして人も、その本当の姿というものが出る。私はさまざまな人間ドラマを目にすることになった。自分自身を含めて人というのは、実はそれほど強いものではない。
だから、産業再生機構の活動により、結果的に刑事被告人となってしまった人々を含めて、誰も心から非難しようとは思わない。
本文より
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