八菅神社
愛甲郡愛川町八菅山  標高 158.6m
ウォーキング地図へ
[八菅神社の社叢林]

 関東地方の平地を代表する自然植生のひとつである常緑広葉樹林(ヤブコウジースダジイ群集)が良好な姿で残されています。
 2万5千㎡を超える社叢林は、高木層にスダジイが優先し、亜高木層も含めてアラカシ、クロガネモテ、サカキ、タブノキなどで構成されています。
 低木層にはヒサカキ、アオキ、ヤブツバキ、ヤツデ、マンリョウなどが生育し、林床にはテイカカズラ、ヒナンカズラ、フユイチゴ、ヤブコウジ、べニシダ、
ナガバジャノヒゲなどが生生育し、林床にはテイカカズラ、ヒナンカズラ、フユイチゴ、ヤブコウジ、べニシダ、ナガバジャノヒゲなどが生育する豊かな植物相が見られます。

 「愛川の文化財」より


 山岳信仰は、古く奈良時代の“役小角”(エンノオデヌ)を開祖とする修験道が成立した後に現れたというのが定説とされている。
 修験道とは、修験者(山伏)が険しい山中を道場として困難な修行を積み、その修行から会得した呪術によって病人などに加持祈祷を行うもので、近世に至るまでの民間信仰において修験者の影響力は非常に大きかったといわれる。
 やがて江戸時代になるとその山伏の存在に変化が現れ、村や町中に定住して加持祈祷を行う者が出て来た。
 正面の石段を上っていきます。
海老名季貞の墓へ:
1頁へ  2頁へ  3頁へ  4頁へ