法蓮華山 安国論寺(日蓮宗)
標高 15.3m ~ 45.3m
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 近年造られた銅鐘と鐘楼(しょうろう)があります。銅鐘は「立正安国の梵鐘(ぼんしょう)」と呼ばれ、人間国宝の香取政彦(かとりまさひこ)氏が鋳造(ちゅうぞう)したものです。銅鐘の「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」のお題目と「立正安国」の文字は日蓮の書いた字を写しとったもので、立正安国と世界平和を祈念して造られたといわれます。

 鎌倉市教育委員会発行「かまくら子ども風土記(13版)」より
 「立正安国の梵鐘」があり、人間国宝香取正彦氏の作。




 日朗聖人荼毘所
 本堂の前から墓地に向かって進むと、左側に江戸時代の2代将軍徳川秀忠(ひでただ)の側室で、お振(ふり)の方といわれた自証院(じしょういん)の精巧な九重の塔があります。さらに進むと、日朗が火葬にされたといわれる「日朗上人(にちろうしょうにん)御荼毘所(おだびしょ)」が墓地内にあります。安国論寺建立に
つくした日朗は、1320年(元応2年) 1月、78歳で亡くなるとき、「自分の遺体は、日蓮上人に従って最初に出家をし、黒髪をそり落したなつかしい松葉ヶ谷(まつばがやつ)で火葬にして欲しい」と遺言しました。その遺言通りここで火葬にし、裏山の御猿畠(おさるばたけ)の法性寺の山頂に葬(ほうむ)ったという







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