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新しく「納骨堂」が建てられていました。
住職のお話ですと、納骨堂の屋上からの景色は邪魔になるものがなく、すばらしいとのこと。
鎌倉時代に時宗を開いた一遍は、諸国を遊行して、踊念仏(おどりねんぶつ)などで教えを広めた人です。 踊念仏は、念仏を唱えながら、鉦(かね)や太鼓を叩いて踊るというものです.
一遍上人は「捨聖(すてひじり)」の別名で呼ばれることがあるほど、徹底して「捨」を説いたことで知られます。
一遍上人は「ものを捨てよ」という次元を超えて、「知恵をも愚痴をも捨て、善悪の境界をも捨て、貴賎高下(きせんこうげ)の道理をも捨て、地獄をおそるる心をも捨て、極楽を願う心をも捨て、また、諸宗の悟りをも捨て、一切の事を捨てて……」ということを説かれました。