海徳寺(時宗)
尾道市東久保町  標高:48.9m
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 1926年10月12日の早暁、不幸大火のため全山焼亡、1928年現在地に移転新築しました。

 むかしは、防地川河口にありました。広大な境内を有する通称「沖の道場」と呼ばれ、市の発展につれて周辺に民家が建ち並び、境内が広かったので、サーカス興行や相撲の興行があって、名力士常陸山、梅ヶ谷、太刀山、鳳などの勇姿も見られたそうです。

 その頃は、本堂の東側に一本の古松があって、竜神がその梢に燈明を献じるというので、その松は「竜燈松」と呼ばれていたそうです。


 一遍上人が諸国遊行の途中、尾道に草庵を結んで念仏勧進されたのにはじまると言われています。
 登っていくのは少し大変ですが、旧市街の見晴らしが良いところです。(電線が少しだけ邪魔ですが)
 山門の鯱(しゃち)

 水に関するものを載せることによって火から建物を守る火事除けのお呪いです。再び大火に遭わないように願ったのでしょう。




 本堂は裳階つき、重層本堂。
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