写真左奥にいらっしゃるびんずる様(土間の突き当たり)、地元の方に「さすり仏さん」と慕われ、痛いところをなでると痛みが和らぐと言われ、全身がなでられてピカビカ。お釈迦様が抱えていた10人の高名な弟子の中でも特に優れていた。
「びんずる(賓頭廬)尊者」
すぐれた神通力を人前で披露したため、釈迦に呵責(かしゃく)されたと伝えられます。
お釈迦様の講義によく遅刻していたので罰として、この本堂入口の土間の端に座らされたとか、という言い伝えも。
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羅漢堂
五百羅漢の群像
500体 + 28体
羅漢は正式には阿羅漢(あらかん)といい、サンスクリット語のアルハンを音写した言葉です。元来インドでは尊敬に値する人という意味で、仏教では、悟りを開いた修行者という意味です。羅漢には釈迦の十大弟子や、釈迦からこの世にとどまり仏法を護るように命じられた十六羅漢、
釈迦の入滅後に行われた第一回結集(けつじゅう)(経典の編集会議)で集まった五百羅漢などが含まれます。
尾道には、済法寺裏山の自然石に彫られた十六羅漢もあります。