PHP文庫
2002/06/17
た48-01
高嶋秀武
話のおもしろいひと、つまらない人
人間関係が10倍うまくいく話し方のヒント
流暢にしゃべらなくても、なぜか話していて楽しい人だと思われる、そういう人の共通点は、相手に不快感を与えずに自分の考えやホンネを自分のことばで語れるということだ。アナウンサーという職業柄、数多くの人気有名人と接してきた著者が、彼らの印象的な話し方を観察することで得た、スピーチ・セールストーク・就職面接・会議・酒席まで応用できる得する話し方のヒントを紹介する一冊。
話がおもしろいかどうかというのは、テクニックの問題ではない。テクニックをマスターすれば誰でもおもしろく話ができたら、こんなに楽なことはないだろう。僕はおもしろい話ができるテクニックは知らないが、おもしろい話をする人や話のうまい人から学んだヒントなら多少はわかる。
世の中には数多くの「芸」が存在するが、「芸」の基本はすべて模倣から始まる。先達(せんだつ)のいい芸を盗んで模倣し、それから自分の芸を構築してゆく。おしゃべりも同じである。話のおもしろい人のエッセンスを取り入れ真似するところから始めるしかないのだ。
本書「プロローグ」より
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書籍CD
初版発行日
著者
題名
副題
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参考
備考