Topへ
PHP文庫
ム01-04
邑井 操
遅咲きの人間学
大器晩成のすすめ
 邑井先生は、「男たるもの、生活のために働くなどという考え方は捨て、自分のためにノビノビと働くようでありたい」と言っておられる。もちろん、家族を路頭に迷わすことなどあってはならないが、家族を養うためにのみ、汲々とするようなスケールの小さい人生にはしたくないものである。
 また、先生は「人間は根明でなければいけない」あるいは「仕事・人生は楽しくなければいけない」という考えを持っておられる。
 このような考え方を頭の中において読むと、さらに面白く読めるはずである。
 仕事の成功や富みを急ぐあまり、現代ビジネスマンは目前のことに一喜一憂し過ぎてはいないか。人生80年となった今日、そんなにあくせくしては身も心も休まらないし、たとえ成功したとしても、“早散り”の悲劇を招いてしまうだけである。
 本書は、大器晩成の哲学をあますところなく説きながら、人生における本当の幸せとは何かを考えさせてくれる書である。
発行所
書籍CD
初版発行日
著者
題名
副題
解説
紹介
参考
備考
Blog
掲載日
標               題
19/07/09 風格は自分の力だけでは身につかない!
18/09/26 出世のお守りとしての瓢箪!
11/09/21 人は面倒がって塗装(知識)でいこうとする!
11/07/23 「骨折り損のくたびれもうけ」は、それなりの栄養源!
11/05/24 仕事にのみ打ち込んで老いこむ時代は去り!
10/07/07 風格というものは、ある種の見栄そのもの!