「骨折り損のくたびれもうけ」は、それなりの栄養源!
Topへ

 “骨折り損”の経験の分析の積み重ねが、サービス向上の原点になるのだろう。

 骨折り損も、いい経験をしたと思うようにしたい!
ム01-03

責任のとり方
 邑井さんの全著作に共通していえる特色は、第一に生きた事例、人を感動させるエピソードが豊富に盛られていることだ。語り口のおもしろさは抜群である。人の上に立つ人は、説得技術も重要であるが、邑井さんの著作から、その技術も学ぶことができよう。
 第二に、「人間」いかにあるべきか、いかに生きるべきかという問いかけである。
 第三に、人間に対する深い理解と愛情が感じられる。邑井さんの書かれたものに感動するのは、話が人生の機微・人情の機微に通じているからである。
邑井 操
ム01-04

遅咲きの人間学
 邑井先生は、「男たるもの、生活のために働くなどという考え方は捨て、自分のためにノビノビと働くようでありたい」と言っておられる。もちろん、家族を路頭に迷わすことなどあってはならないが、家族を養うためにのみ、汲々とするようなスケールの小さい人生にはしたくないものである。
 また、先生は「人間は根明でなければいけない」あるいは「仕事・人生は楽しくなければいけない」という考えを持っておられる。
 このような考え方を頭の中において読むと、さらに面白く読めるはずである。
邑井 操
え02-05

あなたがやらずに誰がやる!
 この対談がどれだけ出世のお役に立てるか私には自信がないが、部下をいわれなく不幸にしない、いい上司になっていただくのには必ず役立つと信じている。(堀田 力)
 お互いの体験を通じて、権力の息苦しいにおいを感じさせない理想の上司像から、もうそこまでやってきたサラリーマン二毛作時代を、こわがらず、背中をシャンと伸ばして生きるコツまでしゃべり合った。(江坂 彰)
江坂 彰/
堀田 力