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PHP文庫
1993/02/15
モ01-11
守屋 洋
中国古典の人生学
四字句に学ぶ書生の智恵
 この人生では、なにごとにつけ、減らすことを考えれば、それだけ俗世間から抜け出すことができる。たとえば交際を減らせばもめごとから免れる。口数を減らせば、非難を受けることが少なくなる。分別を減らせば、心の疲れが軽くなる。知恵を減らせば、本性をまっとうできる。減らすことを考えず、増やすことばかりを考えている者は、まったくこの人生をがんじがらめにせているようなものだ。
 人生の達人は心理に逆らわない。中国二千年の文化が育んできた古典は、人間学の原理原則を収めたエッセンスである。
 先憂後楽、玩物喪志、経世済民、不言之言……本書は『論語』『孫子の兵法』『三国志』『書経』などから中国の故事・格言を四字句に凝縮し、現代の世相を例に引きながら解説した好著。読み進むうちに、必ずあなたの人生の道しるべとなる一言があるはずである。
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書籍CD
初版発行日
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題名
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解説
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備考
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掲載日
標               題
22/09/18 学問は大いにやりながら、それにとらわれない!
21/12/18 落ちぶれた時にだけは平等を望む!
12/05/05 天下の乱れが極点に達するのは好ましいこと!
11/10/31 ほめ言葉を効果的に使うと脳機能が活性化する!
10/07/10 文化を、すなわちソフトウェアを大きく育てること!
10/06/12 必ずしも遠回りやムダを恐れる必要はない!
10/05/09 「いい気なものだな」と思わせる人が少なくない!
10/04/02 「先憂後楽」の志いだいて!