PHP文庫
1990/01/19
フ09-01
福田 健
上司を動かす
思うままに仕事をするために
入社して3年から5年……早いところでは2年……もたつと、一つの責任ある仕事をまかされて、自分でいろいろやって行かなければならなくなる。自分で何でもやっているようだが、このときぐらい、上司の力を借りることが必要なときはない。
また、「長」の肩書を持つ人でも、一段上の上司を動かす説得力の有無で、評価が決まってくる。説得力があれば、上にどんどん要求を通せる。下からの信頼もあつくなる。中間管理職のサンドイッチ病にも強くなるというものだ。さらに、上司に働きかけて動かす試みは、それを通して、自分が一廻りもニ廻りも伸びていくのである。
ビジネスマンなら誰しも、楽しくやりがいのある仕事をしたいものだ。だが、それは決して、指示待ち・受身の姿勢ではなく、自ら上司に積極的に働きかけ、上司を動かしてこそかなえられるものだ。では「上司を動かす」ための具体的方法とは?
「説得の技術」を始めとしてコミュニケーションの技術を追求してきた著者が、上司との信頼関係の築き方から、OKをもらう方法、真意の見抜き方など、身近な例を交えて開陳した実践のノウハウ集である。
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