大覚山 法宣寺(日蓮宗)
福山市鞆町後地  標高:6.1m
ウォーキング地図へ
 「セロリ」には「清正ニンジン」の別名があります。豊臣秀吉の朝鮮出兵(1592~98年)の時、加藤清正が朝鮮から持ち帰ったためです。セロリはビタミンA・B1・B2・Cの他、赤血球の栄養となるマグネシウムや鉄を多く含むので、貧血の改善、美肌作り、生理不順や更年期障害にも効果的です。また、含有成分のメチオニンは、肝臓の働きを強化します。
 1991年夏、枯れてしまった「天蓋マツ」

 かつて法宣寺には国の天然記念物がありました。大覚大僧正お手植えと伝わる黒松の巨木です。その枝ぶりから「天蓋マツ」とも呼ばれ、鞆の浦の人々の誇りでしたが、残念ながら、六百余歳で枯死しました。
 1984年刊行の『日本の天然記念物5 植物III』によると、樹高こそ5m程度であったが、目通り幹囲は3.9m、根回りは5.2mあり、地上から1.6mのところで2つに分岐して北東方向と東南方向に枝を広げていて、北東方向へ伸びた枝は基部の周囲が2.76mあり、枝張りの長さは23.17mあった。
南東方向へ伸びた枝は、基部の周囲が2.14m、長さは12.5mあった。この大きな枝張りから、枝葉の広がりの総面積は総面積は600平方メートルにも達していた


  静観寺へ:  南禅坊へ:
1頁へ  2頁へ