心光山 阿弥陀寺
福山市鞆町後地  標高:7.3m
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「地蔵菩薩」とは

 往昔、釈迦如来が在世のさい、地蔵菩薩を召して日く「われ入涅槃すれば弥勒菩薩出世の暁まで五十六億七千万年なり、この間娑婆世界に於いて諸々の悪業をつくり五濁濫漫の苦海に沈める薄福重障の衆生をば済度し、永く悪道を離れて仏道を成せらしめよ」と-。この時から地蔵は我が身を百千億にもわかち民衆救済のため路傍にたたれた。
石造地蔵菩薩坐像 像高67cm 総高219.3cm

  延宝3年(1675)に、わざわざ遠方の名石工・肥前州小城郡の富永仁右衛門に製作を依頼したもの。鞆の商人が先祖の供養につくったもの。
 供養で大切なことは、祝福です。
 愛する人の死ほど、心がかき乱されるものはありません。しばらくの聞は悲しみで一杯でしょうが、ひとしきり泣いたら『素晴らしい一生だったね』と、その人の人生を称(たた)えてください。

 先祖供養で大切なことは、祝福です。そしてその人のことを、忘れずに憶えておくことです。
    供養塚




     鐘楼
「慶安壬辰」(1652)年の作。

 「有磯町奈良屋」によって寄進された梵鐘で、鞆でわずかに残る二つの梵鐘の内の一つとして貴重なもの。
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