日天山 宝泉寺(曹洞宗)
厚木市上依知  標高 41.8m
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 曹洞宗の開祖の道元禅師の言葉で「学道の人は、自解を執することなかれ」があります。
 道を学ぼうとする人間は、自分の解釈に執着してはならない---といった意味です。わたしたちは、どうも自解に執しがちです。自解を基準にして、仏教(宗教)の教えをあれこれ批判してしまいます。たとえば、仏教では「少欲知足(ちそく)」を教えています。欲望を少なくし、足るを知れ! といった意味です。
 「日本経済は発展しないし、会社は潰れてしまう」と、現代人にはなかなか受け入れにくい教えになってしまっています。


















大事です、と。何があろうが揺らぐことのない自分自身の軸。それを見つけるために、日々に自問自答をすることです、と。
 道元禅師が帰国されたときに「眼横鼻直(がんのうびちょく)」お話しになった言葉。直訳すれば「眼は横に並び、鼻は縦にまっすぐについている」ということ。
 何を伝えようとしたのかというと「ありのままの姿をありのままに受け止めること。そうすれば
心を乱すことなく生きてゆける」という教えを説いたのです。
 社会に生きていれば、無理をしたり、見栄を張ったり、心にもないことを言ってみたりしてしまいます。そんな社会の波に飲み込まれず、ありのままの自分という一本の基軸をしっかりと見据えておくことが










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