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   親鸞上人像
  
   法然の最高の弟子が「親鸞」。法然が浄土宗の開祖となり、弟子の親鸞は浄土真宗をおこしました。
  
  
  
  
  
   浄土宗開祖・法然は『一言芳談』の中で、「身はいやしくて心はたかく有りなん」といっています。心を自由の世界におくことができれば、苦はなくなります。物質の豊かさに心を奪われて心の豊かさを忘れていないか、自らに問いかけてみようではありませんか。
   親鸞の人間洞察は、「どんな人聞にも、どこかに人殺しの血が流れている」というもの。
   そして、そのような悪人が阿弥陀さんのおかげで救われるのだから、これはたいへんありがたい。
   親鸞は、「念仏を唱えれば、聞違いなく極楽浄土へ行ける。ただし、極楽浄土からまた帰ってくる」と説き、これを往相廻向、還相廻向の「二種廻向」と呼びました。