建長寺 仏殿、法堂、方丈
標高 41.0m
ウォーキング地図へ
 建長寺法堂の本尊には、大悲閣にあったとされる千手観音像が祀られています。
 本尊の前の釈迦苦行像は、釈迦が極限の苦行・禁欲(断食)をし、痩せ細っている姿を現しています。ガンダーラ文明の遺産でラホール中央博物館に安置されている像の模造だそうです。
 「千手観音」と呼ばれる観音像は、数えてみると手は42本しかない。42本しか手がないのに、「千の手の観音様」と呼ばれるのはなぜだろうか。
 千手観音像は、正面に合掌している2手と両肩の先から出ている40手がある。この40本の手は、宝螺(ほうら)(法螺とも)、日精摩尼(にっしょうまに)、
数珠(じゅず)などを持ち、これらはそれぞれにご利益をもたらしてくれるといわれています。
 観音像の手というのは、1手で25手分の働きを表すので、40手だとその25倍分ということになり、しめて1000手を表すことになので、42手しかない観音像でも、千手観音になる。


 唐門(勅使門)。

 仏殿と同じく崇源院の霊屋の門を移したもの。




 方丈(龍王殿)の中には入れます。
天源院へ:

1頁へ  2頁へ  3頁へ