1999年(平成11年)に駅前再開発が行われた。駅舎は古い景観を保ったが、そのほかは様相が一変し、近代的な商業施設やホールが建てられた。
現在は、駅を降りすぐに見える尾道水道(瀬戸内海)は以前よりも広くなった。
以前は駅舎の正面に桟橋があり、その西に魚市場があった。
そして、2019年3月10日、新たな二階建の駅舎が開業。
「巷に来れば憩いあり人闘みな吾を慰さめて煩悩滅除を歌ふなり」林芙美子
駅前にこんなに広い空間を公園にするという発想が、どこから生まれて来るのでしょうか。古くから尾道に住んでいる人にとっては違和感がないのでしょう。
しかし、他の都市はバスやタクシー乗り場以外は商業スペースになっています。
古くからの商業都市の尾道、駅前にしては広大とも言っていい公園スペースを許す文化があるのですね。