PHP文庫
か05-42
加藤諦三
電車は「心の休憩室」
移動時間で「自分」に気づく心理学
通勤で、旅行で、里帰りで、私たちは人生の多くの時間を電車の中で過ごします。車窓の景色や車内の乗客を眺めてふと物思いに耽るとき、電車は単なる移動手段ではなく、人生を考える恰好の空間であることに気づきます---この本は、そんな電車の中で、フッと肩の力を抜いて心を休ませたい人たちのために作りました。"今"を見つめ直し、これからを考えるヒントがいっぱいです。文庫書き下ろし。
山手線のようにグルグル回る電車に乗るか、房総半島に行く電車に乗るか。どの電車を利用するかも考えた方が良い。
例えば海辺に行く。一人で海辺を歩いてみる。お腹が空いてきた。「お腹が空いてくるということは、私は生きているんだな」と思う。「やっぱり帰ろう」、そう思うかもしれない。そしたら帰ればいい。(略)
これが心のリハビリ。必要に迫られて乗る電車もあれば、こうした心のリハビリで乗る電車があっても良い。
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書籍CD
初版発行日
著者
題名
副題
解説
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参考
備考