「文字発想人間」に偏向していませんか?
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 子供時代、自然の中で遊ばなくなり、塾などの知識教育や、運動クラブなどで限られた範囲の運動しかしなくなっていると、その後、ものごとを特定の色メガネで見ているような状態となり、“気づき”が少なくなってきます。

 鎌倉時代の文字情報がごく僅かな時代ですら、禅などの修行で、何事にもとらわれない無心の状態になる訓練をし、先入観を捨て、ありのままに物事を見る訓練をしていた人たちがいたことを考えると、現代人は、「先入観でしか、物事を見ることができない」状態になってきているのでしょうか?
イ04-02
伊吹 卓
 政界中で幾十億という人々が、それでもナニカ Difference のものがないかと血眼になってさがし求めています。今の時代は全世界の人々が同じ時に同じ情報を見、また聞いているのです。こうした条件には Difference はなくなりました。その同じ条件の中でナニを見出すのかはまさに[着眼力]以外にはないのです。
 マーケティングの出発点がこの「着眼力」であるならば、経営の原点もまた「着眼力」ということになるのです。
か21-03
川北義則
 砂漠の真ん中で水筒に半分くらいの水しか残っていないとき、「もう半分しか水がない」と考えるか、「まだ半分残っている」と考えるかによって、生死が左右されるという。「まだ半分水が残っているから、大丈夫、なんとか生きられる」と信じれば、生き抜く気力が湧き、砂漠を乗り切ることもできる。このような考え方が、よくいわれるプラス発想なのである。
 では、どうすれば愉しいプラス発想ができるか。それには普段から、発想の転換をするクセをつけておくとよいだろう。要はいかに、頭をやわらかくおくかだ。
え02-05
江坂 彰/堀田 力
 この対談がどれだけ出世のお役に立てるか私には自信がないが、部下をいわれなく不幸にしない、いい上司になっていただくのには必ず役立つと信じている。(堀田 力)
 お互いの体験を通じて、権力の息苦しいにおいを感じさせない理想の上司像から、もうそこまでやってきたサラリーマン二毛作時代を、こわがらず、背中をシャンと伸ばして生きるコツまでしゃべり合った。(江坂 彰)