荘子は「対立なんて最初からない」、と!
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 中国は、むかしから立派な思想家を生み出しています。

 しかし、政治スタイルが「創造(過去のものをすべて打ち壊し…否定し…、ゼロから創り直す)」のため、立派な思想も、社会の中にはなかなか定着しにくいのでしょうか?

 社会の中では、個人、家族、親族の利益追求という面が、強く出てきてしまうようです。

 日本文化は、いくら強力な政権になったとしても(太平洋戦争で占領されても)、天皇家を存続させています。

 そのため、大変革があろうとも、むかしからの文化を引き継いでいます。

 日本人は、創造ではなく、「改善」という手法が、根本のところにあるようです!
か05-57
加藤諦三
 誰でも平穏な人生を送りたいと願っている。それにも拘らず人生は用心しても避けられないほどに、トラブノレの連続である。だが誰も助けてはくれない。自分を守るのは、自分しかいない。困難に遭ってもそれをバネにできるようなたくましい人になることが、幸せになるための唯一の方法なのだ。これからの時代を生きるために必要な、心の持ち方。やりきれない思いを抱えるすべての人に捧げる一冊。
な69-02
中島義道
 世に蔓延する「幸福でありたい症候群」。その幸福感は、「死」の存在や世界の不条理から目をそむけることで支えられている。著者は、長年の哲学的考察のはてに「あらゆる人生は不幸である」という結論に辿りつく。この真実を自覚し、自分固有の欲望と向きあったほうが、「よく生きる」ことになるのではないか。古今東西にあふれる「幸福論」と、その信者たちの自己欺瞞を鋭く指摘した、誰も書かなかった「不幸」の哲学。
ち05-01
知的時間を愉しむ会
 古代ギリシャから現代まで数人の「哲学者」の名前は知っていても、その思想を問われると、答えに窮するのでは? 「哲学」とは、人生の根本原理追究の学問。人生の指標が揺らぎ、混沌としている現代こそ、学び直しておきたい。本書では哲学者たちの思想をコンパクトに紹介。1人でも2人でも「なるほど」と共感できる哲学者に出会えれば、あなたの人生は悠揚としたものになるだろう。文庫書き下ろし。