わ06-04 自分で考える技術 |
いま私たちは、高度情報化社会に生きています。知識や情報が「洪水」のようにあふれる社会で生活しています。情報過多で、知識過剰で、溺れそうだ、という強迫観念にかられている人も少なくないのではないでしょうか。しかし、「過剰」はいいことなのです。浅い水たまりに大きな船を浮かべることはできません。情報に満ちた大海が必要なのです。そこでこそ、自前の海図が有効なのです。特別製のものでなくていいのです。 どこにでも漕ぎ出していけるだけの、自分の身の丈にあったものでいいのです。私は、みなさんが、自前の海図をどのようにして獲得したらいいのか、ということを伝えるとても大きな役目を背負っています。 |
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鷲田小彌太 | ||
か05-30 行動してみることで人生は開ける |
世界に向かって自分を開くためには、どんなことでも、とにかくはじめてみることである。ごくごく軽い気持ちで、新しい行動をしてみることがきわめて大切なのである。 たとえば、日常的な挨拶をよくする、ということでもよい。「ありがとう」「お大事に」「ご苦労さま」「お疲れさま」「お気をつけて」……このような他人を思いやる言葉を常にいうことのなかで、自ずと心のなかに他人への思いやりが生まれてくるということもある。そうすれば、世界はまた違って映るものである。そしてそれが次の行動につながっていくのである。 |
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加藤諦三 | ||
か46-02 人と会うのが嫌になったら読む本 |
もし、あなたが人と会うのが嫌になってしまったら……それは「心の風邪」を引いた証拠です。あまり深刻に考えずに、まずはこの本を開いてみてください。本書は、「『人と会わないデー』をつくってみよう」「気持ちよく笑われる人になろう」など、疲れた心を軽くして、今まで人間関係に悩んでいた生き方・考え方を変える95のヒントが詰まっています。「また、人と会いたい!」という気持ちが起こる本。 | |
白澤卓二 |