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か05-50
やさしい人 |
幸せになるためには、社会的に成功するための努力をするよりも、やさしい人になるための努力をするほうが、はるかに有効である。生きることが辛い人は、やさしい人になろうとすることが幸せへの道である---。こんな殺伐とした時代だから求められる「やさしさ」。その本質について知ると、心の葛藤の正体にも気づきます。「やさしい人」であるための心の持ち方、これからの生き方を考える心理学。 |
加藤諦三 |
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か05-14
「自分づくり」の法則 |
自分をいつわらなくても、本当は、他人はあなたのことが好きなのである。それなのに、気に入られようとして自分をいつわり、消耗する。他人に気に入られるために、特別に何かをしなければならないと感じてしまう。これは、まったくの錯覚である。しかし、なぜ、そのように錯覚してしまうのか? なぜ、実際の自分を隠そうとするのか? そして、どうすればいいのか? それが、この本のテーマである。 |
加藤諦三 |
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か05-17
「妬み」を「強さ」に変える心理学 |
私を救うものは政治ではない。私を救うものは学問ではない。私を救うものは宗教ではない。私を救うものは恋ではない。私を救うものは親ではない。私を救うものは友人ではない。私をすくうものは私自身なのだ。方法はただ一つ。たとえ現実がいかに悲惨であっても、あるがままに現実を認識し、それを克服すること。現実は逃れようがない。現実は克服する以外にないのだ。「強くなること!」 |
加藤諦三 |
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か05-10
人生の悲劇は「よい子」に始まる |
この本は親子の問題を論じているが、同時に、それを通して自分の潜在的な可能性をどう実現するかを考えたものである。自分が幼い頃に受けた心の傷を無視して生きようとすれば、必ず生きることへの無意味感や、劣等感に悩まされる。心の傷に生涯支配されてしまうのだ。私もその一人であるが、小さい頃「よい子」であることが幸福の条件であると思い込んで、自分の本性を裏切り続けてきた人がいる。そこで、そういう人のために、人間にとって最善の生き方とはどのようなものか考えていきたいと思う。 |
加藤諦三 |
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ま14-02
絶望がやがて癒(いや)されるまで |
吉本ばなな 「基本的には人生は否定的なものでも肯定的なものでもないっていうのが普通だと思うんです。どっちかに寄ろうとしたとき無理が生じる、そういう感じがしますね」
町沢静夫 「僕らが患者さんにいう言葉に似ていますよ。自分が不幸か幸福かと問われたときに、幸福であると想像する力をあなたは本来もっている。それを行使しないだけなんだ。逆に不幸になるように想像してしまう。だから当然不幸になる」 |
町沢静夫 |