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PHP文庫
2015/05/15
わ11-22
和田秀樹
「思考の老化」をどう防ぐか
 創造性、ひらめき、問題発見力、感情のコントロール……。
高度な知的活動を司る脳の前頭葉は、実はもっとも遅く成熟し、もっとも早く衰える器官だ。そして四十代の現役世代から思考は老化していく。本書は、老年精神医学の知見をもとに「前頭葉の機能はIQで測れない」「動脈硬化が思考の老化を加速する」など、脳のアンチエイジングを解説。年齢に関係なく、思考の若々しさを保つ秘訣とは?
 思考を若く保つことができれば、単に職業人生だけでなく、退職後の人生もいろいろと楽しめることが多いし、うつ予防といったメンタルヘルスにも効果がある。
 その一方で前頭葉機能の低下には「病識」の欠如、すなわち自分が衰えていたり、病気である感覚を持てない場合が多いという厄介な問題がある。よほど自分で意識することに努めないと、そのまま気づかずに、どんどん思考が老けこんでしまうのである。
 そうした自覚を促がすために、本書が一助になれば著者として幸甚この上ないし、私自身も自戒のために書いたという一面もある。                         本書「まえがき」より
発行所
書籍CD
初版発行日
著者
題名
副題
解説
紹介
参考
備考
Blog
掲載日
標               題
22/03/12 社会主義は、希望から、現実になったが!
21/05/28 知性を獲得するのに年齢は関係ない!
19/01/24 見当外れなプライド、メンツは頭の老化!
18/12/27  世論がこういっているから!
17/10/04 自分のやり方を脇におく、棚上げをする!
16/12/02 「うしろ向きに時間を使う」ことはムダ!
16/06/24 責任転嫁は事態を改善する力を失う!
15/11/25 前頭葉の老化した人間が増えると!
15/10/11 サイボーグが、各種ドアの開閉ができるようになるか!
15/08/05 脳内物質セロトニンは「幸福」のもと!
15/06/08 前頭葉の発達は人間の顕著な特徴だ!