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PHP文庫
マ06-01
松浦敬紀
社風の研究
一流企業はどこが違うか
 本書の中で松浦さんは「社風は企業を動かす目に見えないパワーである」と述べ、また「社風とは一種の生活様式である。不文律ではあるが、企業で社員が何か行動しようという時、意思決定しようという時のよりどころや基準になっている」と定義している。さらにまた、社風の形成要因として企業の目的、事業の性格から始まる10の事項をあげ、これらが複雑にからんでいるのが社風だと述べている。
 本書を社風についての理解の糸口にしたいと考える読者には、松浦さんの社風についての定義は以上のようだということを頭に入れた上で読み進めればよいと思う。
 終身雇用、一社懸命の伝統が育んだ日本的企業風土……“社風”。
 本書は、社風がいかに働く人々の活力に影響し、企業のイメージをつくりあげ、企業の利益源、成長の隠れた因子となっているかを明らかにする。
 東京海上、三菱商事、住友銀行、富士通、ホンダ、日本電気など一流企業の実例を使い、日本企業の構造に社風という切り口で挑んだ好著である。就職学生、ビジネスマン必携の書。
発行所
書籍CD
初版発行日
著者
題名
副題
解説
紹介
参考
備考
Blog
掲載日
標               題
16/06/12 会社の物やお金を私的流用はいけない、誰でも知っている?
15/09/01 日本の民主主義は勝手主義!
15/04/30 一流の人材を雇えないときは、海外で開発する!
15/03/05 社風は、行動や意思決定のブレーキになる!
13/12/27 ウチの会社は下からの意見がなかなか出なくて!
13/11/01 「空気を読みすぎる」傾向が強くなってきている!
13/10/12 企業が経営に行き詰まる原因!
11/12/17 いい企業はどことなく泥臭いところがある!
11/08/23 どちらへもなびく、という生き方が得をする世の中になったのか?