わが町「相武台」のあゆみ : 相武台歴史同好会
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 「人」とゆう字は形から見ると、小さい頃は幅広く興味を持ち、吸収できる分野も広いが、年を重ねると、特定の分野について深くはなるが、範囲は狭くなってしまう、というふうに見えます。
 そこに「一」を書き加えると、「大」という字になります。
 「大人」という言葉があります。これは専門分野だけでは、「おとな(大人)になれない」ということなのでしょうか。

 同じことが習慣化すると、脳の前頭前野を使わなくなり、認知症の予防ができにくくなります。

 遅くとも50歳代からは、幅広い知識を取り入れ、思い込みをなくし、自分の興味以外も取り入れることができると、人生が楽になっていきます。
 「柔軟な思考」に移行するには、どうするか?

 「本」は一つの方法です。自分の興味がある本ではなく、他人がすすめる本を読むのも一つの方法です。
 もっと良い方法は、本の内容をデータベース化することです。
 すると、日本語の単語は多彩な場面で使われる言語なので、データベースから単語検索すると、自分が意図した分野をは違った情報に出会います。
 自分の思っていた分野以外の情報に触れるきっかけになります。前頭前野が働くきっかけになります。
 最近はNET検索で、自分が知りたいことを簡単に知ることができます。
 しかし、人工知能が働いているためか、自分が知りたい分野の情報に絞られてしまいます(便利なのですが)。

 多彩な知識に触れようとするなら、自分流のデータベースを作ったほうがよいのです。できれば、いろいろな人がデータを持ちより、データベースに取り組む方が、より情報が多彩になります。
 日本は、歴史を大事に引き継いでいく国です。もちろん、権力により、権力者に都合の悪い情報の多くは廃棄されているのでしょうが、伝承は廃棄しにくいので残っています。
 ただ、核家族が多くなり、消えつつある情報もあるのでしょうが、中国のように、政権が変わると過去を捨て去る国と比べれば、多くの歴史が残っています。
 知識のデータベースをつくるキッカケは、情報をカードに書き込み、その情報をいろいろと並び替え、新しい情報を見つけることを提案した「知的生産の技術」という本です。
 この本は1969年に発行されています。当時は個人で使えるデータベースソフトはなく、1980年代になって「漢字データボックス」というソフトがIBMから販売されてから個人で使えるようになりました。

 当時は、仕事に関連したデータが中心でしたが、だんだん仕事以外の情報も増えていきました。
 仕事では400件以上のデータが溜まると、関連するデータが見つかるようになりました。
 しかし、仕事以外ではまったく情報不足です。

 現在は、90,000件を超えるデータが蓄積できました。日本語の曖昧さ(同じ単語が違う場面でも使われている)が、発想を広げることに多いに役立つと思うようになりました。
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