萬年山 長松寺(曹洞宗)
相模原市南区新戸 標高:35.8m
江戸時代には寺小屋が開かれていたという。寺子屋のすごさは、「個別教育」がおこなわれていたところ。当時は子どもが親の職業を継ぐことが多かったので、親の職業や本人の希望を元にした個別のカリキュラムが師匠によって組まれていました。農民の子どもには「百姓往来」、商人の子どもには「商人往来」、職人の子どもには「番匠往来」など、それぞれに合わせた教科書「往来物」が用意されていました。
曹洞宗の開祖である道元の言葉
「身心脱落(しんしんだつらく)」
座禅は「瞬間落ち着き術」
坐禅の目的は、ざわついた心を落ち着かせること。「気が焦っている」、「欲望や羨望・嫉妬に駆られている」、「ささいな心配ごとでくよくよしている」といったときほど、座る必要があるということ。
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道元禅師の言われる「学道の人」--は、どのような態度をとるべきか?
仏教の「教え」と「自解」が離れているとき、自解を捨てられる人間が仏教者なのだ。自解に執着していては、仏教者になれない。
しかし、自解を捨てても、そう簡単に教え通りに
生きることはできないだろう。
それはそれでいいのだ。
焦らずに、ゆったりと教えの理想を目指して歩んでいけばよい。それが仏教者の態度だ。
(「がんばらない、がんばらない」 ひろさちや 著より)
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