芹沢公園・太平洋戦争時の海軍工廠跡
座間市栗原  標高:73.7m
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 崩れたようです。
 地下壕内の礎石

 この上に機械を設置したのか? 



箱根東京軽石層
 地下壕内の壁には、幅40cmほどの白い地層があり、この地層は「箱根東京軽石層」といい、約6万6千年前に起きた箱根火山の最大級の噴火による火山灰で、軽石を主体とし降り積ったものです。白い地層の上の層は、噴火直後に起った火砕流の堆積物で、高熱の火砕流に巻き込まれて炭化した木片や、大木が倒れた跡と推定されている構造も観察できます。
 この地下壕は火砕流がこの地を通過したことがわかる貴重な場所です。
(危険防止のため、一般公開は行っていません。)
 座間市教育委員会
 第一水源のあるところでは、昔から冷たい水がこんこんと湧き出ていて、不動明王が祀られているところから農家の人たちは「不動様の水」と呼んで、土瓶や小さな樽にこの水を汲み畑に持っていったものである。この不動尊は芹沢の人々が日照りの際、芹沢川に移して雨が降るよう祈願したという。






 座間市営水道は、町民待望の中、昭和三十年に第一水井を水源にして給水が開始され、現在では第二水源とあわせて一日およそ二万四千トンの水が、ポンプで汲み上げられ第一配水場と第二配水場に送水され、各家庭へ配水されています。

 このあたりの木は、高さがものすごくあります。地下の水が豊富なためでしょうか。




座間市の水道施設
 芹沢地域の水道(水源)施設について
 芹沢地域には、
   第一水源井(計画取水量二万トン)
   第二水源井(計画取水量四千トン)
   栗原水源井(廃止。現在は見学施設)
の三か所の水源井があり、第一水源と第二水源からの取水量は市営水道の一日給水量の約半分をまかなっており文字どおり市民の大きな水瓶地域となっています。第一水源と第二水源は、座間市営水道の一番古い水源井です。もとは昭和十六年、当時の厚木航空隊(旧日本海軍)へ送水するために作られたものです。



栗原神社へ  相武台公民館にて「台湾少年工と高座工廠」へ: